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2018年9月18日 (火)

知事あてに「卑怯者」等の侮辱発言に抗議し、発言の撤回と謝罪を求める申し入れ

 本日9月18日(火)、知事あてに「卑怯者」等の侮辱発言に抗議し、発言の撤回と謝罪を求める申し入れを行い、守屋充知事室長が対応しました。申し入れの内容は下記の通りです。「hikyoumonohatugennkougi.docx」をダウンロード

              記



神奈川県知事 黒岩祐治 殿

  2018年9月18

  日本共産党神奈川県議団

 団長 井坂新哉

 副団長 藤井克彦

 

「卑怯者」等の侮辱発言に抗議し、発言の撤回と謝罪を求める申し入れ

 

 9月14日(金)の日本共産党県議団の藤井克彦議員の代表質問が終わり、会議が休憩に入った直後に、黒岩祐治県知事は議場において、藤井克彦議員に対して、「質問しろよ」「逃げるのか」「卑怯者」などと侮辱する発言を投げつけました。議員も傍聴者もまだ多くが議場に残っていた中でのことでした。このことは翌日9月15日の神奈川新聞に報道されたところです。

 「卑怯者」という言葉、これは決して許されない、藤井克彦議員に対する人格攻撃であり、個人の尊厳の否定です。これは、言葉の暴力であり、900万神奈川県民を代表する地位にある知事としての資質を問われる大問題です。

 また「質問しろよ」との発言について、報道によれば知事が「答える機会を与えず、言いたいことだけ言って議論を断ち切るのは理解不能」と述べられたとのことですが、多くの議員が、質問の最後に、自らの見解(要望等)を述べて発言をしめくくっています。今回の藤井議員の発言もその一つであり、議会のルールに沿った発言です。質問は1回目のみとして、2回目は自らの見解を述べて質問をしめくくることにしたことをもって、「逃げるのか」などと罵倒されるいわれはありません。

再質問するかどうかは議員が決めることであり、その判断に介入するかのような発言は、質問権の侵害につながるものです。

 知事と議会・議員は、対等の立場で、相互に牽制し合うことをつうじて、二元代表制を構成するものとされています。議員に対し、県知事が人格を否定し、名誉を棄損し、質問権にまで介入することは断じて許されません。

 ここに強く抗議し、直ちに「卑怯者」等の侮辱発言を撤回するとともに、謝罪することを求めるものです。

 

 以上

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