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2018年7月27日 (金)

「やまゆり園犠牲者を偲ぶ会」(7月26日)に参加

   7月26日(木)午後2時から、『共に生きる社会を考える会』(以下『会』と略記)が相模原市緑区千木良の千木良公民館で開催した「第2回 やまゆり園犠牲者を偲ぶ会」に参加しました。

<「津久井やまゆり園」前に献花>

  これに先立ち、『会』のみなさんは、午前11時に、解体工事中の「津久井やまゆり園」前に設けられた献花台に献花され、「共に生きるかながわ週間の献花に捧げる言葉」を捧げられたことが、「偲ぶ会」で報告されました。

 私・藤井かつひこは、午前11時にはうかがえなかったので、単独で午後1時過ぎに献花をしました。当日、相模原市南区の自宅近くの花屋さんで花を購入した時に、花屋の店員さんから「もしかしたら、やまゆり園に行かれるんですか。朝から何人か(花を買いに)おみえになっています。」と言われ、「南区からも献花に何人も行く人がいるんだ」と、ちょっとうれしく思いました。

 

<「第2回 やまゆり園犠牲者を偲ぶ会」> 

P1020195_2

[『会』の宮崎昭子代表が開会あいさつ]

(1)来賓あいさつ、メッセージ

 来賓として、地元の千木良連合自治会長さんがごあいさつされました。
 「津久井やまゆり園」再生にあたって、地域として、高齢者などの緊急避難所として、またサロン的な場として活用できるようになることへの期待が述べられました。
 また、加山俊夫相模原市長、入倉「津久井やまゆり園」園長からメッセージが寄せられ、代読されました。

(2)『共に生きる社会を考える会』からの報告

 『会』の太田 顕代表から、『会』の活動について報告されました。

P1020198


 “この事件を忘れない、風化させない”ことを基本的な趣旨として、3つのに活動に取り組んできた。

①毎月26日(9時~16時)に設けられる献花台に献花に訪れる人からお話を聞く活動
 たとえば、犠牲者の氏名が公表されないなかで、犠牲者の一人が小学校特別支援学級に在籍していた時の担任だった先生が、自分の教え子が事件の被害者だったことをたまたま知って、涙を浮かべて献花をされていたこと、など。

②施設再生にむけて県知事への要望書を提出した
 このなかで「いつでも犠牲者等の慰霊・追悼が可能な慰霊碑・追悼碑的施設・設備の設置」を求めたが、その結果、県の計画に鎮魂碑を設置することが位置づけられた。

③被爆者の活動に学んでの“”語り部活動
 八王子市の若い人のグループ「若八グループ」など3回取り組んだ。

(3)地元中学生の作文「人の価値」朗読

(4)白神優理子弁護士の講演
  「日本国憲法は希望 ―障がい者の生きる権利を通して憲法を語る―」

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★立憲主義とは…
 憲法を守らなければならないのは、権力者、為政者であり、国民ではない。
 国民は、憲法を力にして、権力者の悪政を止めることができる。
  
★憲法13条の大切さ、その憲法13条を憲法9条と憲法25条が土台から支える
 「戦争は、障がい者にとってもっとも相容れない、対極にあるもの」

[憲法13条] すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

[憲法9条]日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

[憲法25条]すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

★憲法は“未完のプロジェクト”(奥平教授の言葉)であり、私たちの手で実現していくべきもの
  変えなければならないのは現実の社会や政治である。
 「憲法は現実と違うから変えるべき」というのは、全く逆さま!

★藤井かつのりさんの詩を紹介

明けない夜になった
あの日からずっと なんにも聴こえない
木々のあいだからの 小鳥の「おはよう」も
新聞配達の バイクのうなりも
厨房からの ザワザワした音も
どこかワクワクの 朝はもう来ない

なぜあんなことに
一人の男の ゆがんだ考えで
おだやかな暮らしが 壊されてしまった
キラキラの命が 消されてしまった
ゆがんでいたのは 男だけじゃない
社会のゆがみが 男を後押し

生きていたかった
そこにいるだけで 大きな役割
ごまかす人を 見破る名人
競争社会に イエローカード役
やり残したことは まだまだいっぱい
もっと生きたかった 夜明けをみるまで

(5)参加者の意見交換
○事件について、わからないことが多い。事件そのものの総括が必要。裁判も始まっていない。
○被害者、加害者の声が聞こえてこない。
○戦後最大の殺人事件なのに、すごい勢いで風化しているのでは
○風化しているのかいないのか、何をもって判断するのか。
 いま、献花台が設置されるのは、月命日の26日のただ1日。献花に来たいと思っても仕事や都合でその日に来れない人もいるのでは。そんななかでも、献花に訪れる人は絶えない。施設が再生して鎮魂碑が設けられ、いつでも献花や線香を上げられるようになったときの状況をみてはじめて言えるのではないか。
○追悼碑・慰霊碑を勝手に自分でデザインしている。余白をたくさんとって、犠牲者の方の氏名を公表しようと思ったご遺族が後からでも書き込めるように。
○相模湖のダム建設殉職者の追悼碑は、83名の日本人・中国人の氏名が刻まれているが、まだ書かれていない百余名の朝鮮人の殉職者のために余白が確保されている。
○10年前まで、近くの養護学校小学部に勤めていた。千木良小学校の子どもたちと交流し、そのことをつうじて子どもたちが自分を表現できるようになった。千木良の地域に感謝したい。
○弟が津久井やまゆり園に40年お世話になった。重度の知的障がいで、身の回りのことができない。でも外のお散歩が大好きだった。散歩をしているときに、民家に入り込んでしまったことがあったが、その家の人が「お茶でも飲んでいったら」と声を掛けてくれた。                                            などなど

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