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2018年3月10日 (土)

建設企業常任委員会(3月2日)

 3月2日に開催された建設企業常任委員会で、2018年度予算案の県土整備局所管事業などについて質疑をおこないました。そのなかで、リニア中央新幹線と河川改修・境川についても取り上げました。

■リニア中央新幹線について
 2018年度予算事業として、「受託リニア中央新幹線建設推進事業 4億7350万円」が計上されています。
  これは、2017年予算1億9000万円の2.5倍です。
  リニア中央新幹線推進事務所(厚木南合同庁舎内)の人員体制も
 2017年度の11名から2018年度の22名に倍加し増強するとのこと。

 JR東海から県に委託された、相模原市緑区の小倉変電所・鳥屋車両基地など相模川以西のエリアの用地買収業務がいよいよ本格化し、リニア開業にむけてスピードアップをはかるもの。この用地買収業務の経費は人件費も含めて全額、JR東海から委託費として県に支払われます。
 しかし、神奈川県職員、貴重な人材がリニア中央新幹線の建設事業にさかれてしまうことは事実です。
 日本共産党は、リニア中央新幹線の建設は、そもそも必要性がないものとして反対しています。

■河川改修・境川
  近年、集中豪雨による浸水被害が頻発しており、その対策の重要な部分として河川改修の促進が求められています。

 相模原市からの神奈川県への予算要望書を見ると、平成30年度にむけての重点要望事項のトップに、「二級河川境川の改修」が挙げられています。「本市においても局地的集中豪雨が発生する頻度が高くなっていることから、下水道整備計画に基づき、計画降雨を時間雨量51㎜(5年確率)として、浸水被害の解消に向けた雨水管の整備を計画的に進めているところです。しかしながら、現在、境川は、東京都管理区間は概ね時間雨量50㎜対応となっていますが、神奈川県管理区間については時間降雨30㎜対応の整備も未了である区間があり、雨水の流出が依然として抑制されていることや、流下能力が不足していることから、市が整備した雨水管の能力が十分に発揮できない状況です。」「県民・市民の安全と安心を確保するため、市が整備した雨水管の機能を十分発揮できるよう、本市の下水道整備計画と整合したスピード感のある河川改修を進められるよう強く要望します。」と書かれています。

  境川については、2015年4月に「境川水系河川整備計画」を、関係する神奈川県・東京都・横浜市の三者で策定しています。計画対象期間を「概ね30年」としており、総事業費は約1200億円とのこと。1200億円を30年で割り返すと、年間平均の事業費は40億円の計算になります。
 これに対して実績は、計画初年度の2015年度が 13億4600万円、計画2年目の2016年度の決算額が9億4700万円で、平均すると年間事業費は11億5000万円になり、1200億円までには104年かかる計算になります。

  相模原市などが「30年計画と言わずに前倒しでスピード感を持って進めてほしい」と要望しているのに、30年どころか100年以上かかるというのでは…。

  「今回出された2017年度補正予算、2018年度当初予算において、境川の改修については、どのように予算化されているのか」と質問したところ、「予算ベースでは、個々の河川ごとの事業費は把握できない」との答弁でした。これについては、今後、把握できるように工夫してほしいと要望しました。

 また、「仮に知事が境川改修を現在の3倍4倍のスピードで進めよ、と指示を出したら、それはできるのか」と質問したところ、県当局は「予算がつくというなら、できると思う」と答えました。

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  リニア中央新幹線建設推進に人員体制を倍加・増強するよりも、県民の命と安全にかかわる集中豪雨被害防止のための河川改修にこそ、力を注ぐべきではないでしょうか。

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