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2018年3月 9日 (金)

川崎県税事務所 火災・警備員死亡事故をめぐって

  1月24日(水)朝の新聞報道で、「1月23日午前2時20分ごろ、県川崎合同庁舎1階電気室で火事があり、室内の配線類が焼けた。現場から男性の遺体が一人発見された。川崎署などによると、男性は異常アラームによって駆けつけた警備員とみられているという。同署は遺体の身元確認を急ぐとともに出火原因を調べている。県によると、火災の影響で庁舎内の川崎県税事務所は業務を停止しているという。」との記事が出されました。

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[川崎合同庁舎]

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[入り口を入るとすぐに立ち入り禁止の看板が]


  県当局に聴き取り調査をおこなった結果、「異常アラーム、不法侵入の信号が鳴って、警備員が駆けつけた。その後にまたアラームが、今度は火災の信号が鳴って、別の警備員が駆けつけたら、電気室の中で先に駆けつけた警備員が横たわっていて亡くなっていた。電気室内の設備の一部は破損し、室内はすすで真っ黒になった。」などの事故の状況を把握しました。事故原因、死亡原因などについては、警察・消防の現場検証は終わったものの、まだ特定するに至っておらず、分析にもうしばらく時間がかかるとのこと。

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[左側がすすで黒くなったところを塗り直した壁。右側は古いままの壁]


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[このあたりの奥まったところにご遺体が横たわっていたとのこと]

 亡くなられた方のご冥福をお祈りし、お悔やみを申し上げます。

 県有施設の管理にかかわる方が、施設の電気室での事故で亡くなってしまった。このことは重く受けとめて、原因究明と再発防止が重要です。

 電気設備の損傷により停電してしまい、川崎県税事務所は業務停止という事態となりましたが、その後自家発電を導入し、1階を封鎖したまま2階3階に事務所を移して2月5日(月)午後1時から業務を再開しましたが、電話交換業務ができず、代表電話の電話口まで職員が駆けつけて電話に出ざるを得ない、空調が入らず石油ストーブで対応、など不正常な状況は続いています。

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[設置された自家発電機。騒音の関係で運転時間は24時間というわけにはいかない]

 こうした県有施設・出先機関の電気保安業務は県土整備局の営繕計画課が所管しているとのことで、その後の対応も含めて聞き取りを行いました。その結果、県営繕計画課が、今年の1月29日付け及び2月9日付けで、県の各施設管理者あてに、「電気室安全管理の徹底について」という通知文書を出していることがわかりました。留意事項として次の3点を示し、電気室のより安全な管理に努めるよう求める内容です。
①電気室の鍵の管理を徹底し、原則として代務者及び営繕計画課の指定技術者以外の入室はさせないこと。
②委託警備会社や設備管理会社に電気室の鍵を貸与する場合は、委託先の担当者が、電気室内の機器や電線には決して近づかない・触れないよう指導すること。
③次年度以降、警備会社や設備管理会社と委託契約する場合は、委託仕様書に上記の内容を盛り込むこと

 そういうことであればぜひ事故が発生した電気室を見なければと思い、警察・消防の現場検証も終わったとのことなので、現地視察を要請し、2月26日(月)午後、日本共産党県議団の君嶋ちか子議員(川崎市中原区選出)とともに現地を視察しました。

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[当該電気室前には献花台が設置されていました]


  事故原因はまだ公式には確定・発表されていませんが、やはり電気室内に入ってみると、高圧電流に触れる危険性を実感しました。業務委託をした警備員に危険性について徹底することはもちろん重要なことですが、一方で、危険なエリアに入れない仕切り・フェンス等、設備の構造・ハードの面でもっと工夫ができないのか、とも感じました。

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[写真(上下とも)の中央部が事故で損傷した機器を交換して新たに設置された機器]

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[最上段のパイプの高さは160cmなので、成人なら背伸びをして手を伸ばせばパイプの奥にある機器に触れることができてしまう]


 3月2日の建設企業常任委員会でそのことを指摘したところ、県営繕計画課は「労働安全衛生法では、…(高圧電流が流れているなど危険な機器に?)労働中に接触するおそれがある場所については、囲いでおおわなければならない。ただし、立ち入り禁止の区域はその限りでない、とされており、電気室全体が立ち入り禁止になっているので、法的には問題ない」という趣旨の答弁をしました。
 これに対しては、一人の尊い命が失われるという痛ましい事故が県の施設で起きてしまったのだから、事故原因が確定されていないとはいえ、「法的には問題ない」というだけでなく、ハード面でも考えられる限りの改善・対応策を講ずるべき、との意見を述べました。

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コメント

ここで亡くなってましたという、画像を載せる必要が理解しかねます。県議会議員だから、何を主張してもいいのでしょうか?単なる物見遊山のついでに、一言行っておきますという、テレビのコメンテーターのように感じました。
 公共施設の設備の劣化や、入札でコロコロ変わる指定管理者により、施設の劣化を察知できない、対応できる職員を育てなくしている、近視眼的政策を評価している県議会のあり方に切り込まれる、のであれば理解できます。   人が亡くなった事を重く受け止めたいのか、設備の問題を提議したいのか、よく見えないブログでした。

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