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« 6月議会 一般質問を終えて(その1 リニア中央新幹線以外の質問について) | トップページ | 許せない! 自衛隊が市内で突然のヘリコプター低空飛行訓練を実施 »

2012年7月 1日 (日)

6月議会 一般質問を終えて(その2 リニア中央新幹線の質問について)

  今回は、電磁波の問題を軸にしてアプローチしてみました。

 全体として、電磁波の問題にかかわる安全性確保については、市のJR東海任せというか、無責任というか、主体性のなさというか、そんな印象を受けましたが、一方で、その点での市民の不安や疑問には、向き合わざるを得ないという面も感じました。今後のとりくみが重要だと思います。

 やりとり(Q&A)の一部をご紹介します。読みづらくてすみません。

[Q]
 この4月、市民団体から、市長あてに申し入れがあり、「リニア中央新幹線中間駅誘致計画の凍結を求める要望書」が提出され、建設計画を当面、凍結するよう、JR東海に働きかけるよう、要望されたと聞いている。そのことを含めて、市長は、リニア中央新幹線の建設と相模原市への駅設置について、市民世論の状況をどう認識しているのか。推進一辺倒ではない、ということは間違いなく言えると思うが。

[A]

 本市ではこれまで、リニア中央新幹線建設促進と中間駅誘致を総合計画や都市マスタープランに位置づけ、市民のみなさまへの周知・啓発活動をおこないながら、中間駅が橋本駅周辺に整備されることにたいして、多くの市民のみなさんの期待が寄せられていると承知している。 しかし、リニア中央新幹線は超電導リニア中央新幹線という、これまでにない技術にもとづいて進められるプロジェクトであることから、安全性や環境への影響について不安を覚える市民の方がおられるのも当然のことと考えている。本市としては、JR東海にたいして、このような不安の解消につとめるようはたらきかけることをつうじて、できるだけ多くの市民の理解をいただきながら進めていくことが重要であると考えている。

[Q]JR東海等に説明を求めることについて。

 神奈川県知事の意見書に集約された、横浜市、川崎市を含めた様々な意見について、質疑応答をやるとなれば、かなりの時間が必要になる。

 また、昨年10月の市内数カ所での説明会は、多くの人が挙手をしたまま、指名されずに発言できないまま、説明会が閉じられてしまった。

 説明会は、JR東海が考えているような、沿線の県で1回ずつ、ということでは済まされない。相模原市内でも、複数回、開催されるべきでは。どう考えるか。

[A]

 本市としても、説明会に参加していただくみなさまが、リニア中央新幹線にたいする理解を深めていただくことは大変重要であると思っているので、できるだけ多くの方に参加していただけるよう、配慮をすることをJR東海に十分にはたらきかけをしていきたいと考えている。

 また、駅設置の自治体として、地元の相模原市民のみなさまが一番大きな関心を持っているということは間違いないので、本市においても開催をすることをぜひ求めていきたい

[Q]

 「国が設置した実用技術評価委員会」や「交通政策審議会」において、安全性が確認されているという趣旨の答弁。
 しかし、そこでの検討、議論は、まったく不十分で、検証に耐えられないもの、というのが私の認識。

 そこで質問。市は、電磁波の安全性について、疑問や不安を持つ市民にたいして、それらを払拭する説明を、することができるのか。それができるだけの情報を、JR東海や国から入手できているのか。もし持っているなら、市として市民に説明すべき。どうなのか。

[A]

 市としてデーター等の検証、また市民にたいして説明ができるのか、という質問について。市は既に、環境影響評価方法書、実用技術評価委員会の検討資料等、様々な資料の収集に努めているが、市はリニアという特殊性がありまた専門的な技術的なデーター、数値であるとか、あるいはその根拠について説明する、あるいは解説をする、というようなことはむずかしい、できない状況であるので、いずれにしても、今回議員の質問で取り上げた電磁波の影響に限らず、市民の皆様が抱いている不安、疑問事項全般について、環境影響評価準備書、あるいは環境影響評価書と、段階を踏むに応じて、より具体的、あるいはより正確に、JR東海の方で答えることができるようになると思っているので、市としても、市の立場として、必要な意見とか要望を出していきたいと考えているし、市民の皆様が抱いている疑問や不安についても、わかりやすく説明し、理解が得られるようにJR東海にはたらきかけていきたい。

[Q]

 JR東海などの様々な資料によると、車内(客室部)、車内(貫通路部:車両間通路)、ホーム及び沿線に電磁波の影響はあるが、「磁気シールドにより磁界の影響を軽減する」とある。

 それぞれ、どれくらいの値が、どれくらいに軽減されるのか。
 そのためのシールドの材質や重さなどは。

[A]

  車両、ホーム、シールドなどの対策を講じていない場合の値については、現在までに入手している資料の中では公表されていないので、現在のところ承知していない。

[Q]

  地下トンネル走行中の災害や事故等で避難する場合、乗客は車両の外へ出て、トンネルの中を歩いて、立て坑などをつうじて、エレベーターで地上に上がる、ということだが、その場合の電磁波の被曝はどうなのか。

[A]

  トンネル内で災害が発生した場合、立て坑まで歩いていく場合の電磁波の影響について。リニア中央新幹線の磁界の影響については、WHO、世界保健機関の見解に基づいて設定されたガイドラインを下回るように対策を講じる、ということを原則、基本にしているので、災害時にトンネル内を避難する方にたいしても、当然にこのような措置がとられるものと認識している。

[Q]

  車両基地について

①「磁界の影響が周辺に及ばないよう、必要な措置がなされるものと認識している」というが、市として確かめる必要はないのか。

②リニアの車両基地とは、何をするところなのか。整備、保守点検作業をやるのかどうか、やるのであれば、そのなかで電磁波が発生するのか。

③車両基地への移動では、電磁波は発生するのか。

[A]

  車両基地ではどんなことが行われるのか。またそこでの磁界の対策について。車両基地については、一般の電車と同様に、車庫として活用されるほか、日常の点検作業、清掃あるいはリネン、というふうに理解している。車両位置やその周辺地域では、車両は停車状態かあるいは低速走行の状況であり、磁界の発生も少ないものと考えているが、先ほど市長が答弁したとおり、磁界の影響が周辺に及ばないように、必要な措置をJR東海に求めていきたいと考えている。

【三問目としてまとめ的に発言】

 電磁波の問題について。経済産業省、原子力安全保安院がらみの機関が出している報告書のなかで、電磁波は、髙いレベルであれば、短期的な被曝での健康への影響は、確かにあると。これには科学的な根拠があると。だから、国際的な規制値にもとづいて規制しようと、こういうのが一つある。もう一つは、低レベルの電磁波の長期的な被曝をした場合の健康への影響については、不確かであると。だから、もっと研究をする、そしてリスクコミュニケーション活動をする、つまり、リスクの認識を共有して、それでもリスクを受けるのかどうかを、自分で判断できるようにすると。そして低コストの曝露対策、低減策をとることはいいだろう、みたいなことを言っているが、髙いレベルの被曝を、本当にシールドでもって、回避できるのか、ということだって、なかなか不安が消えない。

 一方、低レベルの長期の被曝については、不確かだというのが、いまの現状。だからリスクは自分で判断しなさいと。こういうことだが、リニアの場合、発する電磁波は家電製品とは桁違いのもの。おのことについて、住民や利用者が自分で判断できるのか。ということだし、また、あえてなぜそんなリスクを背負う必要があるのか。

 そうまでして、リニアが必要なのかと。鉄のシールドに囲まれて、真っ暗な旅を、したいのか。今回は電磁波に限って議論したが、それほどの必要性、あえてリスクを負うほどの必要性は、リニアにはない、と思う。リニア計画は、知れば知るほどばかげた計画だと思う。

 こんなものに相模原市の未来をかけるような市政の舵取りは、市民をミスリードするものだと思う。市長に、見直しを求めて、質問を終わる。

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